小太郎さんのいる日々

スキッパーキの小太郎さんと自堕落飼い主のどうということもない日々の記憶

リーダーウォーク(脚側歩行)訓練を始めてみる。

相互リンクさせて戴いているブログ『もちろぐ』さんに、リーダーウォーク(脚側歩行=散歩中犬が主人と合わせて歩くこと)の訓練を始められたというお話が載っていた。

実は、小太郎さんの(散歩中の)引っ張りグセもかなりのもので、小さな身体に見合わない程のパワーで引っ張られるので、散歩中苦労させられている。もちろん、躾としては良くないことなのだが、諸般の理由からこれに関しては端から躾けることを諦めていた点がある。

以前にもこちらに書いたが、我が家の先々代の犬(柴)が父との散歩中に首輪が抜けてしまい、そのまま失踪してしまった過去がある。以来、首輪を信用できなくなった我が家では、散歩には必ずハーネスを用いるようになり、首輪を使うことはなくなってしまった。
小太郎さんには首輪をしているが、これは名前と連絡先電話番号の入った布製のもので、リードを繋ぐD巻もついていないもの……つまり、万が一のための迷子札であって、散歩用の首輪としては使っていない。獣医さんからも『この犬種は頭が小さいからハーネスを使った方が安全かもしれない』と言われていたことも、小太郎さんに首輪を使わない大きな理由になっている。

犬を飼われている方、あるいは興味のある方はご存知とは思うが、ことハーネスはリーダーウォークの躾には向いていないと言われている。これはリーダーウォークの訓練を行う際、首輪を引くことによるショックが躾の合図として重要視されているからだ。
実際、散歩に連れ出すようになった当初、多少は躾を気にしてリーダーウォークの真似事を試したことがあったが、その時はあまり改善が見られなかったこともあり、やはりハーネスでの訓練は無理かと早々に諦めてしまった。

散歩中の引っ張りグセは力で押さえ込むしかない……そう考えていたのだが、『もちろぐ』さんの記事に張られていたリンクから参考元のサイトを見に行って、その考えは良くないのかもしれないと思い直した。

引っ張りグセの矯正は単にそれだけに留まらず、他の問題行動にも効果があるという。確かに小太郎さんには幼犬の頃の社会化が上手くいかなかったことが原因と思われる問題行動がいくつかある。どうやら、個々に対応するよりもリーダーウォークを躾けることでそれらの改善も望めるらしい。要するに、引っ張りグセのある犬は、飼い主をきちんと群れのアルファとしてみなしていない、という事らしい。

リーダーウォークの躾には首輪(特にハーフチョーク首輪)が必須というのがどうにも引っかかったが、躾の為には危険を犯すことも止むないかと、首輪を買うことに決めるが、とりあえず、本当にハーネスでは無理なのか、もう一度試してみることにした。

結果……首輪を買う必要はどうやらなさそう事が判明。
リードをとにかく短めに持ち、きちんと引き寄せるように心がけてみると、それだけで小太郎さんの引っ張りグセがかなり抑えられた。たった1日の訓練で、かなりおとなしく歩くことができるようになる。嫌いなキャリーバッグを引きずる音や猫には相変わらず過剰反応して飛び出して行こうとするが、それも以前よりは激しくなくなっている。

勝手に躾を諦めていたことを大いに反省。まだ、始めたばかりなのでどれだけ本当にリーダーウォークができるようになるか保障はないけど、しばらく続けてみようと思う。

あずさん、大変良い記事をお教え戴き、本当にありがとうございました。


こういう姿が見られなくなると考えると、それはそれでちょっと寂しいかもしれない(自爆