小太郎さんのいる日々

スキッパーキの小太郎さんと自堕落飼い主のどうということもない日々の記憶

食いしん坊

朝食の後に梨を食べていると、小太郎さんが寄ってきて物欲しそうに見上げている。

食欲魔犬の小太郎さんだが、意外に好き嫌いが多くてなんでも食べるというわけではない。(そのわりに、紙くずなんかは平気で食べてしまうのだけど)特に果物系は酸味が苦手なのか、子犬の頃からあまり好まなかった。だから、普段果物はあげないのだが、今日はことさら梨が気になったようでしつこい。試しに半かけをやってみると、案の定、一度口にしたものを吐き出して、匂いを嗅いでいる。小太郎さんには果物にかぎらず、なれない食べ物には慎重になるクセもある。(なのに、紙くずは食べてしまう)

やっぱり果物は食べないかなあ……と思って様子をみていたら、おもむろに食べ終えると、『もう一個ください』とねだってきた。どうやら梨は気に入ったようだ。
梨好きというと、リンクさせて頂いているalohaさんの愛犬、マナちゃんのことを思い出す。今後は梨を食べる度におねだりされそうだ。

白髪

小太郎さんの親戚筋にあたるきなこもちろぐさんの愛犬、おもち君は結構白髪が多いらしい。もともとブリーダーのサイトでも毛並みを「黒」ではなく「灰色」として紹介されており、白髪が多いのもそのためかもしれない。

小太郎さんの場合、全体的にはほとんど白髪はなく、典型的なスキッパーキらしい黒色なのだが、一箇所だけはっきりと白くなっている場所がある。それは口元。

これは1年前の写真なので、いまはもっとくっきりと口元が白く目立つようになっている。
おもち君も口元が白くなっているようで、なんだかその辺に確かな血のつながりが現れていると思う。

脱走騒動

久しぶりの更新です。
イロイロあって飼い主のテンションが下がりまくっていたのが主な原因。小太郎さんは相変わらず無駄に元気です。

先月、庭先で遊ばせていた小太郎さんがガレージのフェンスをくぐって脱走するという事件が発生。実はこれが2度目の事例でした。
我が家のガレージはアコーディオンのように伸縮させて開閉するタイプで、前回の脱走時にはフェンスの開ける側の端を押して、結果そこに隙間ができたことが原因でした。そこで、隙間ができそうな部分に親戚から頂いた犬のケージ用のフェンスを別に置いて押せないようにすることで対処できたと思っていました。フェンスの下側には隙間がありますが、小太郎さんの体格だったら潜り抜けるのは難しいと高をくくってしまっていたのです。

それが間違いでした。
いつものように小太郎さんを庭で遊ばせていると、外出していた母が予定より早くに帰宅。喜んだ小太郎さんがフェンスの下の隙間をするっと抜けてあっという間に道に飛び出してしまいました。最初は母のところに喜んで駆けよった小太郎さんでしたが、自分が自由の身になったことに気づいたのか、そのまま全力疾走でいつもの散歩コースに向かってダッシュ、あっという間に姿が見えなくなってしまいました。

もちろん、あわてて追跡。
真っ昼間であったこともあり、何人も目撃した人が情報を教えてくれたこと、なにより小太郎さんがいつも散歩で行く空き地で遊んでいたこともあり、小一時間の追跡でなんとか確保することに成功、無事帰宅することができました。

まさか、あの狭い隙間をすり抜けることができるとは。まったく、油断していました。
我が家では小太郎さんの先々代に当たる柴犬が、父との散歩の途中に首輪が抜けて失踪しついに帰って来なかったという経験があります。(以来、首輪恐怖症で散歩にはハーネスが欠かせません)だから、小太郎さんが走り去った姿を見てまず想起したのはその事であり、頭が真っ白になりました。とにかく、今回は無事捕まえることができ、幸運だったと思っています。

先々代の失踪の際、当時かかりつけていた獣医さんに、若いオス犬の場合失踪すると生還する確率はほとんどないと伺いました。小太郎さんも、もしいつもの散歩コースを離れ、知らないところへ走って行ったら、確保することは難しかったでしょう。二度とこういうことが起こらないよう、厳重な対策が必要のようです。

まずは、もう庭には放してやらない(自爆

小太郎さん2周年。

気がついたら、今日は小太郎さんが我が家にやってきて
2年目の記念日。長かったような、あっという間のような……。

相変わらず子犬気分がぬけきらない小太郎さんだけど、
それでもだいぶ成長したと思わせる部分も。
せわしないのはスキッパーキの特徴らしいから致し方ないけど、
もう少し、落ち着きが出てくると助かるんだがなあ。

なあ、小太郎さん?

そんなの知ったこっちゃない、といったご様子。

蜂窩織炎

一週間ほど前から右脚膝の辺りに痛みを感じていたのだが、先週末辺りから痛みが激しくなり、同時にふくらはぎから下が酷く腫れて歩くのもままならない状況に陥った。これではままならないと、病院で診察を受ける。
どこかにぶつけたとか、足をひねってケガをしたという自覚はまるでなく、朝起きたら痛かった……という状態だったので、正直原因の検討がつかない。考えられたのは、寝ている間に足をひねって捻挫のようになったということだ。自分のベッドは壁際においてあり、間にヘタをすれば足がはまる程の隙間がある。眠っている間に足がその隙間にハマり、寝返りを打とうして筋を違えたのでは……そう考えていたのだが。

医者の見立てによれば病名は『蜂窩織炎』。傷口などから黄色ブドウ球菌が侵入して起こる病気らしいが、どうもそうなった原因は小太郎さんにあったようだ。
冬場になると乾燥肌がひどく、特に足のすねのかゆみには毎年悩ませられる。思わずかきむしってしまい、この季節は両の脛が傷だらけになることも珍しくない。その中の大きめの傷に目をつけた小太郎さんがことあるごとにその傷口をペロペロ。犬に傷口を舐められることは珍しくないのであまり気にしていなかったのだが、どうやら油断していたということらしい。

ごく稀なケースとして、犬から感染した病気で死亡したということもあるらしい。小太郎さん以前にも何匹かの犬を飼い、すっかりそんなことを気にしなくなっていたのだが、改めてその恐ろしさを再認識させられた。まあ、舐められるのは致し方ないとしても、洗浄や消毒を怠らないようにしたい。

いや、おまえは悪くないんだよ。