小太郎さんのいる日々

スキッパーキの小太郎さんと自堕落飼い主のどうということもない日々の記憶

蜂窩織炎

一週間ほど前から右脚膝の辺りに痛みを感じていたのだが、先週末辺りから痛みが激しくなり、同時にふくらはぎから下が酷く腫れて歩くのもままならない状況に陥った。これではままならないと、病院で診察を受ける。
どこかにぶつけたとか、足をひねってケガをしたという自覚はまるでなく、朝起きたら痛かった……という状態だったので、正直原因の検討がつかない。考えられたのは、寝ている間に足をひねって捻挫のようになったということだ。自分のベッドは壁際においてあり、間にヘタをすれば足がはまる程の隙間がある。眠っている間に足がその隙間にハマり、寝返りを打とうして筋を違えたのでは……そう考えていたのだが。

医者の見立てによれば病名は『蜂窩織炎』。傷口などから黄色ブドウ球菌が侵入して起こる病気らしいが、どうもそうなった原因は小太郎さんにあったようだ。
冬場になると乾燥肌がひどく、特に足のすねのかゆみには毎年悩ませられる。思わずかきむしってしまい、この季節は両の脛が傷だらけになることも珍しくない。その中の大きめの傷に目をつけた小太郎さんがことあるごとにその傷口をペロペロ。犬に傷口を舐められることは珍しくないのであまり気にしていなかったのだが、どうやら油断していたということらしい。

ごく稀なケースとして、犬から感染した病気で死亡したということもあるらしい。小太郎さん以前にも何匹かの犬を飼い、すっかりそんなことを気にしなくなっていたのだが、改めてその恐ろしさを再認識させられた。まあ、舐められるのは致し方ないとしても、洗浄や消毒を怠らないようにしたい。

いや、おまえは悪くないんだよ。