小太郎さんのいる日々

スキッパーキの小太郎さんと自堕落飼い主のどうということもない日々の記憶

黒ゴマ効果?

ひどいフケ症だった小太郎さん。
ネットで調べたところ、黒ゴマが効果あるということだったのでドッグフードに混ぜてやるようにしたら、1ヶ月ほどでほとんど出なくなった。ついでに、なんか毛艶もずいぶん良くなったようで、天気のいい日に外に出すとツヤツヤ光って見える(気がする)。


小太郎さんにとっては絶好調の季節のようです。

小太郎さん Early Day

12月1日生まれの小太郎さん。
もうじき2歳ということで、我が家に着たばかりの頃の写真をお蔵出し。


痩せっぽちだった小太郎さん。


耳ばっかり大きくて、ちょっとアンバランス。


首周りが細くて、本当にスキッパーキ特有のスカートとかショールと言われる毛並みになるのか心配でした。



それが……。

今ではもう、こんなに立派になって(自爆

身体はもうすっかり成犬ですが、心は子犬のままの小太郎さんです。

小太郎さんのしっぽ(その4)

……などと題しつつ、小太郎さんとは殆ど関係のない話。

ネットでスキッパーキのことを調べていて、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの祖先が、ベルギーから渡ったスキッパーキ系の犬だったという記述を見つけた。現在のペンブロークはスキッパーキとはぜんぜん違う姿形をしているけど、それはペンブロークが先住犬であるウェルシュ・コーギー・カーディガンに似せるように交配・改良を行ったからであるらしい。言われてみると、ペンブロークとスキッパーキは顔形や耳が良く似ている。

ところでペンブロークと言えば、スキッパーキ同様に断尾をする習慣のある犬種であることが知られているが、以前からひとつ疑問があった。そもそも何故ペンブロークに断尾する習慣があるのかについては、牧畜犬として使役されていた時代、牛に尾を踏まれる事故が多発した為、それを防ぐためと言われているが、良く似た形態をもつカーディガンについては断尾する習慣がない。もし牧畜犬であったことが断尾の本来の理由であるなら、カーディガンについても同様の習慣が生まれている筈ではないだろうか?(実際、牧畜犬だからという理由に根拠はないとする資料もどこかで読んだことがある)

スキッパーキがペンブロークの先祖に当たるとなると、別の可能性が考えられる。それは既に断尾の習慣のあったスキッパーキが祖先であった為、形態は変化してもその習慣だけは残されたのではないか、という推測である。スキッパーキに関する記述の最古のものは15世紀〜16世紀のベルギーの書籍で、そこでは既に「黒くて小さくしっぽのない犬」と書かれているという。ウェールズに渡ったスキッパーキはその後大きく姿を変えウェルシュ・コーギー・ペンブロークとなったが、先祖の痕跡は顔形や断尾の習慣に残された……そんな気がするのである。


……まあ、ネットで読みかじった情報を斜め読みして考えた妄想なんで、話に信ぴょう性はまったくありません(自爆
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは11世紀には存在していたとされ、それ以前にウェールズに持ち込まれたスキッパーキ系の犬に既に断尾の習慣があったかどうかは分かりません)

いぬ語会話帖

相互リンクさせて戴いているきなこもちろぐさんで紹介されていたので購入してみました。

犬が見せるさまざまな仕草や動きのクセにはそれぞれ意味がある、というのは有名な話ですが、そうした『仕草の意味』をわかりやすく解説、各項目に添えられた写真も可愛らしい、とても楽しい本です。しっかり読み込んで犬たちの”言葉”を深く理解するもよし、気の向いたときに気軽にページをめくって楽しむもよし、犬を飼っている人だけではなく、犬が好きな人すべてにオススメできます。

スキッパーキのこと

マイナーな犬種だからあまり紹介されることがないのか、紹介されることが少ないからメジャーにならないのか、その辺の因果関係がどうなっているのか分からないが、ひとつ確かに言えるのはスキッパーキがメディアやネットであまり扱われることのない犬種であり、そのせいか、今ひとつその出自や犬種としての性質が情報から伝わってこないという印象が強い。

犬種の説明ひとつ取ってみても、サイトや資料によってまちまちな部分が多く、色々見て回ってもはっきりとした事が今ひとつ掴めない。『Schipperke』という犬種名からして、調べていくと通説とされた「小さな船長という意味」は誤解であるらしいのだが、多くの犬紹介系のサイトではいまだその説がまかり通っている。害獣駆除に使役されてたとか牧畜犬だったとか、カテゴライズもはっきりとしない。昔洋書店で買った図鑑を兼ねた犬の写真集を見ても、他の犬種のほとんどは見開き2ページもしくはそれ以上を使っての紹介なのに、スキッパーキは1ページのみの扱い。マイナー犬種としての扱いは海外でも似たようなものらしい。

1年8ヶ月の間、小太郎さんと一緒に暮らしてみて思うのは(それが種全体に共通する性質なのか、それとも小太郎さんの個性なのか分からないが)、スキッパーキの性格は「子ども」の一言に尽きるということ。「子どもっぽい」ではなく、文字通りの「子ども」だ。

とにかくやんちゃで甘えん坊、そしてビビり。小さな身体に目一杯思いや気持ちが詰め込まれてて、はしっこく動き回る度にそれらがポロポロとこぼれ出る。そんな犬。『修学旅行の夜の小学生状態』と指摘した人がいたけど、言い得て妙で、正面から向かい合うと凄く疲れるけど、貰えるものも大きい。訓練すればアジリティなんかもこなすとか(今のところやるつもりはないけど)、犬を飼うことの面白みや喜びの多くを天性の資質として兼ね備えている犬種と言えるのではないだろうか。


{ただ、犬と一緒にまったりと過ごしたい……という向きには合っていないと思うけど)

ビビりの小太郎さん。

最近、小太郎さんがビビったもの。

・公園の一人がけ用のベンチの影
・駐車場のフェンスにかかっていた、台風で壊れたと思しき傘の残骸
・風ではためく松屋ののぼり
・バイクのビニールシート
・うんちしてたら急に目の前に糸でぶら下がった蜘蛛
・うんちしてたら急に壁越しで動き出した空調の室外機
・玄関に干してあった自分用のレインコートが落ちた気配
・飼い主が手に持ってたゴミ袋
・急に目の前に飛び出してきたストーカーネコ
・踏んだらガタンとなった側溝のコンクリの蓋

相変わらず、ビビりまくっています。