小太郎さんのいる日々

スキッパーキの小太郎さんと自堕落飼い主のどうということもない日々の記憶

飼い主にとって犬は家族同然、ではない。

家族同然というのは間違いである。
犬は飼い主にとっては家族なのだ。

犬と人間は違うとか、そういった理屈はこの際問題にはならない。犬に対して抱く愛情や慈しみと、時に感じる煩わしさ、あるいは憎悪の念も、育てることにかかる手間暇とその労力も、犬を我が家に迎え共に生活するということは、家族が一人増えることと変わらない。犬は言葉を喋らないけど、側にいてくれるだけで気持ちは通じ合うし、その関係にあって心の交流は確かにある。犬はその家に来たそのときから、欠くべからざる家族の一員なのだ。

ペットロスを危惧して、犬との関係にある程度の距離を置くべきだという人もいる。だが、失った時のことを恐れて、心の交流を否定するならそれは本末転倒というものだ。なぜなら、犬を失うことの痛みや悲しみも、それは確かにその犬が家族として生きていたこと、自分が犬と共にあったことの証に他ならないからだ。

いつ訪れるかも知らない喪失に怯えるより、今は彼を家族として愛そう。そして失った時には思いっきり悲しみに沈もう。それが、犬を飼う業を望んで負った自分の背負うべき責任であると思うから。


……当分先のことの筈だから、今から気に病んでも仕方がないけどさ(´・ω・`)
(自爆