小太郎さんのいる日々

スキッパーキの小太郎さんと自堕落飼い主のどうということもない日々の記憶

小太郎さん、怖がられる。

スキッパーキという犬種は、飼ってる身からすれば元気と愛嬌の塊というイメージだと思うのだが、全身真っ黒で見ようによっては精悍な顔立ちでもあることから、犬が苦手な人や子どもが見ると『怖い』という印象を抱くこともあるようだ。

ついさっき、お散歩昼の部でちょっと出かけた際、道の向こう側から3歳位の男の子を連れた若い母親が歩いてきた。男の子は小太郎さんに気づいて『あ、わんわんだ。かわいいわんわん』と言いながらトコトコ近づいてきたのだが、小太郎さんがその事に気づいて(愛想を振りまいてるんだか何だか良くわからないが)後ろ脚で立ち上がると、急に顔をこわばらせて急いで母親の後ろに隠れた。
「かわいいって言ったのに、怖かったの?」と、笑いながら子どもに尋ねる母親。なんか申し訳ない感じがしたので、頭を下げてそのまま急いで親子とすれ違った。

まあ、後ろ脚で立ち上がれば、あの子とそんなに変わらない大きさがあるし、怖がられても仕方ないよなあ。普段、犬を連れた人が通りかかると、きっと母親や父親は『わんわんだよ、かわいいねえ』、などと言うのだろう。だから「かわいい」という実感はなくても取り敢えず「犬=かわいい」と思って近づいてみたら、なんか怖くなってしまった……そんなところなんだろうね。

それにしても……。

おまえのどこが怖いんだろうね?