尾籠な話で恐縮ですが
小太郎さんはウンコが下手糞である。
ウンチングポーズを決めて、さあひり出すかなと思うとそのまま止めてしまったり(『エアうんこ』と呼ぶ)、いざ本番となると、どっしり腰を落ち着かせてすることができず、あのウンチングポーズのままぐるぐる歩き回るものだから、結果的に実を撒き散らしたり(『撒き散らしうんこ』と呼ぶ)。
先代の柴犬も若い頃はウンコをするのが下手で、なかなか腰が定まらなかったりしたが、小太郎さんほどではなかった。晩年になると、散歩中に催すと足運びが速くなり、ほとんど駆け足状態から突然立ち止まってするようになり(『うんこ助走』と呼ぶ)、それはそれでちょっと面倒くさかった。
ふと、生涯自分はトータルでどれだけ犬のうんこを始末することになるのだろうかと、そんな思いが脳裏をよぎるが、考えこんだらネガティブな方に思考が行きそうなので、やめておくことにする(自爆